全国フリースクール等フォーラムで事例発表をする「クレイン・ハーバー」
どう動くFS政策
11月24日「文部科学省全国フリースクール等フォーラム」(以下・FS等フォーラム)、11月28日「文部科学省全国不登校フォーラム」(以下・不登校フォーラム)が開催された。下村博文文科相は両フォーラムであいさつを述べ最初から最後まで参加した。
FS等フォーラムの内容は、大臣によるあいさつ、事例発表(3団体)、講演(2者)、意見交換会。
下村文科相は冒頭のあいさつで、従来の学校は近代工業社会を支える人材育成の役割をはたしてきたが「21世紀では画一的な人材育成だけでは通用しない」と述べ、フリースクールを含めた多様な教育機関の必要性を訴えた。
事例発表に登壇した各団体の特徴は、「トイボックス」(大阪)が公設民営のフリースクールであること、「教育支援協会」(神奈川)は、市教委と連携し活動場所の無償提供を受けていること、「クレイン・ハーバー」(長崎)が自然学習や就労支援を行なっていること。
縦と横の視点
FS等フォーラムの講師、永井順國氏(政策研究大学大学院)と永田佳之氏(聖心女子大学)は、当日の司会からこう紹介された。
読者コメント