この時期、不登校の子どもを悩ませるのが「里帰り」です。「里帰りせずにすむ方法を知りたかった」なんて声を聞くこともあります。
そもそも、なぜ「里帰り」をいやがるのでしょうか。理由はさまざまですが、「学校の話題が出ること」に不安感や恐怖感を感じる子どもが多いように思います。
「学校はどうだ?」気軽さがつらい
祖父母や親戚らと顔を合わせる機会なんて、年に1、2回程度のこと。どうしたって、近況報告が会話の取っ掛かりになりがちです。
しかも、「今、何年生になった?」「部活は何をしているんだ?」といった話題は、かつて学生だった大人にとっても気軽に聞きやすいわけです。
しかし、その気軽さこそが、子どものつらさの原因につながることがあります。
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