奥地圭子代表理事の『明るい不登校・創造性は「学校」外でひらく』(NHK出版新書)が8月に出版された。
その本の表題に掲げられた「創造性」とは、06年改正の教育基本法2条(教育の目標)の「個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い」にあたるものだろう。
現実の学校とのミスマッチによって不登校になった子どもたちが、「学校」の外での自分らしい自由な学びによって創造性をひらいていく。
そのことは子どもの学び方の多様さと人間的成長に具現されている。この本では、これらのことについて、著者の豊富な体験に基づいて説得力をもって語られる。
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