私は、元不登校の二人の子の親として、貴重な情報と連帯を発信する『Fonte』を読み続けてきた。先の休刊の危機を告げる紙面のなかに「力及ばず……」といった類の言葉があったが、現状はそういうことではないだろう。
どの新聞・雑誌・本も、今、読者数の長期低落に悩んでいる。手書き文化→印刷文化→デジタル文化という大潮流の歴史的な転換点に直面している。印刷メディアそれぞれの個性や、毎号の内容の出来・不出来という次元を超えた変動であり、カンフル剤的な対策は無効だ。
「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…
「この歪んだ社会では『逃げること』以外に貫ける正義はないよ」。『みんなうんち』…
今回は数々の高校の立ち上げに携わり、不登校の子の進学事情にもくわしい時乗洋昭さ…
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