2008年5月下旬、新潟市の不登校13名に対し出席督促書が出された問題で、新潟市教委は保護者などと面談し、今後は「督促書の件は過去の話、いまは子どもにとって一番いい方向を考えるために保護者と話し合いをしていく」と話している。これで事実上、督促書が無効化されたと言える。
出席督促書は、2008年5月下旬に「フリースクールP&T 新潟校」(6月に「ホームスクーリング塾P&T」から改名)へ通う13名の保護者に出された。新潟市教委学校支援課によれば、2007年10月以降、複数の保護者から「ホームスクーリングをしたい」との理由で欠席させるとの訴えが相次ぎ、今年2月には一度も学校に登校していない子どもの保護者からも同様の訴えによる欠席があった。これを受け市教委は「異常な事態」だと判断。各学校長と協議のうえ督促書が送付された。
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