連載「孫の不登校」


 今回は「不登校と進路」について考えてみます。まず、「不登校をしている子に進路はない」と思っておられるなら、そんなことはないということを知っていただきたいのです。とりわけ「高校に進学できない」と嘆いておられる祖父母の方々に多く出会ってきました。
 
 祖父母世代にとって、受験戦争をくぐって高校に入学されたことを思うと、出席日数も足りない、勉強もしない目の前の孫の姿が高校進学に結びつかないのも当然と言えます。
 
 しかし、時代が変わっていることも知っていただきたいのです。80年代後半をピークに、日本の少子化は急激に進み、いまや高校は公立私立ともに「生徒をどう確保するか」という生き残りをかけた競争をしており、高校側からすると、子どもにどんどん来てほしいわけです。


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