不登校新聞

223号 2007.8.1

第223回 東京シューレの発展期

2015年02月24日 15:10 by 匿名
2015年02月24日 15:10 by 匿名


連載「不登校の歴史」


 90年代半ばのころ、市民側の動きはどうだったろうか。85年に出発していた学校外の居場所・フリースクールである東京シューレは、このころ、もっとも発展期にあったといえる。

 94年には、ホームエデュケーション国際シンポジウムの開催と本格的なホームシューレ活動を開始したのはすでに述べた。

 通う場としてのフリースクールも94年に大田シューレ、95年に新宿シューレと、たてつづけに、第2、第3のスペースを開設することになった。

 大田シューレの開設のキッカケは王子シューレのある母親の話から始まった。

 それまで狭い東十条で活動していたのだが、91年に王子の一戸建てに移転した。ずっと待っていたNさんのお子さんは、やっと順番が来て入会し、友人もでき、楽しくなってきたのだった。Nさんはしばらくして、職場の友人に「うちの子は登校拒否で、毎日ゲームばかりで心配していたけれど、東京シューレに通ってとっても元気にやっている」という話をされた。
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