不登校新聞

218号 2007/5/15

親手記 不登校で深まった家族のつながり

2015年04月22日 14:16 by kito-shin


 長女は5年生の11月、長男は1年生の6月、次女は幼稚園・年長の4月まで、それぞれ幼稚園・学校生活を送ったあと家庭を中心に毎日をすごしている。
 
 当時小学校4年生の長女が、クラスの誰かが叱られていると自分も叱られたみたいに怖いこと、忘れた宿題は休み時間や給食時間にさせられること、宿題を忘れると班のみんなに迷惑をかける(班で点数を競い合い、忘れると点数がはいらない)ことなど、学校の息苦しさを話してくれた。私はこのことで何度か学校と話し合った。
 
 「あなたの子どもが叱られるわけではないからいいでしょう。宿題をしないほうが悪い。そんな甘いことを言っていたら社会に出られない」というのが学校の考え方だった。学級懇談会で保護者の意見を聞いても、半数以上は学校と同じ意見だった。どうやら、子どもを大声で叱り飛ばすことや宿題で子どもの行動を操ることなどは、あたり前のことらしい。けれども、それは私たちにとって息苦しく、もうあたり前だと思えなくなっていた。自然に息ができるように、自分の気持ちに正直にしていくと、だんだん学校に行かない日が増えて、とうとう行かなくなった。
 
 こうしてはじまった不登校だったが、待っていたのは楽しいことばかりではなかった。はじめのころは、苦しいことのほうが多かったと思う。
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