『Fonte』の休刊予告から約1年が経ちました。現在の購読部数は約1500部。当座の発行については問題なく継続できる状態です。

今日まで、休刊予告から回避にいたるまでの説明ができずにいましたので、この機会に、ご報告したいと思います。

2010年12月末、2カ月前から急激な読者減が始まり、理事会にて「現状では2013年3月末で休刊せざるを得ない」という結論に至りました。毎年毎年、ギリギリの低空飛行でやってきた本紙ですが、とうとう限界に達してしまった、と。理事会では当然、議論紛糾でしたが、騒ごうが、話し合おうが、なにをしたって2012年度の予想赤字は一撃必殺級。当時の状況のままでは、絶対に1年後の休刊は回避できず、4月15日に休刊予告をしました。そして、理事、職員一同必死に購読増に取り組みました。

再起をかける時間は9月までのおよそ半年間。採算ラインに戻すためには300部の購読増が必要。ところが、これまでは毎年100部減。冷静に考えれば「絶望的」でした。私自身、職員に就職活動の時間を確保することも、必要ではないかと思っていたほどです。

 休刊予告後の購読申し込み

そのとき一番の力水になったのが購読申し込みです。「Fonte存続危機」のチラシを見て、昔、新聞をとっていた方が、続々と購読を再開してくれました。「大事な新聞です」「がんばってください」というメッセージも直接いただきました。現在の読者のうち4人に1人が、そういう読者です。


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