◎連載「ひきこもるキモチ」

 ひきこもり生活において最大のつらさは「心の苦しみ」だ。ひきこもりの朝は遅く、起きれば、夕方だった。夕暮れ時は、下校する小学生の笑い声が聞こえてきたり、新聞配達のバイクの排気音が薄暗い部屋に響く。楽しそうな声や、労働の音が、からっぽの心に入り込み、焦りと虚しさを生む。


この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。