今回の1面インタビューは、棋士の羽生善治さん。羽生さんには子ども時代のようすや将棋にかける思いについて、子ども編集部のメンバーがうかがった。

――羽生さんはどんな子どもでしたか?
 ふつうの子でしたね。勉強の成績は真ん中くらいだし、目立ったこともしないし、可もなく不可もなく、つつがなく過ごしてました(笑)。

――将棋を始めたのはいつごろからですか?
 家族では誰も指す人がいなかったので、友だちに教わったんです。小学校2年生から週末に将棋教室へ通い始めましたが、それも親の都合というか、「買い物のジャマだからあずけちゃおう」と思ったのが、きっかけだったみたいです(笑)。

――プロ棋士を目指したのはいつですか?
 プロ棋士養成機関の「奨励会」に入ったのが12歳のとき。まだ小学生でしたから、はっきりと将来のことを考えていたわけじゃありませんが「将棋を続けていけたらいいな」とは思っていました。

 しかし、「奨励会」には26歳までに四段にならないと退会しなければならないという年齢制限があります。お世話になった人たちが去っていくようすを目の当たりにし、子どもながらに「遠足気分で来るような場所ではないんだな」というのを肌で感じました。

――将棋をすると相手の性格がわかることってありますか?


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