不登校新聞

209号 2007/1/1

米国 学校での飲酒運転シミュレーション

2015年11月19日 12:39 by kito-shin
2015年11月19日 12:39 by kito-shin


 日本同様、アメリカでも飲酒運転は大きな問題。飲酒運転による死亡事故は15分ごとに起きている。娘の通っている高校で、「Every 15 Minutes」という大がかりなキャンペーンがあった。このキャンペーンは2年ごとに行なわれ、交通事故のシュミレーションをすることで、事故の恐ろしさや遺族の悲しみを感じようとするものだ。
 
 キャンペーンに参加した高校生は、選ばれていることを言ってはいけないルールで、約2カ月の準備ミーティングも公開されない。キャンペーンには娘もふくめた19人の高校生が参加し、それぞれ、飲酒運転をする子、即死の子、軽傷の子、重傷のけがをして病院で亡くなる子の役などを担当する。娘は事故で亡くなる子どもの一人になった。4人の高校生の飲酒運転による死亡事故という設定で、つぶれた事故車や搬送用ヘリコプターが用意され、なんと葬儀まで行なわれた。
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