不登校新聞

207号 2006.12.1

第7回 教基法改「正」は「いじめ」を増やす

2015年12月14日 15:05 by nakajima_

 「いじめ」に関する問い合わせが多い。「また、いじめが流行りはじめたのですね」とか「うちの子もいじめられているらしいのですが……」とか「親がいじめということばに対して敏感になり、困っている」という訴えがある。

 私はテレビをほとんど観ないのでよくは知らないのだが、朝のニュースショーなどで、「いじめ」による自殺と考えられるできごとについて、感情を画面でそのまま流しつづけ、観ていてつらくなったと言ってきた人もいる。「自殺」はときどき連なることがある。胸のなかがいっぱいいっぱいになっている子どもにとって、ほかの子の「自殺」のニュースは"後押し”になってしまうこともあるだろう。

 ただ、こういった疑問や怒りや訴えはたくさん聞くのだが、なぜ「いじめ」が起きるのかといった問いはまったくない。10年ほど前まではあった。「なぜ、こんなひどいことが起きるのでしょうか?」とか「ふだんは優しい子どもたちが、集団になるとなぜ、あんなにひどいことをしてしまうのでしょうか?」とか「いったい"いじめ”っていつから始まったのでしょうか?」などの問いがあった。
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