7月23日~24日にかけて、「登校拒否・不登校を考える夏の全国合宿」が行なわれる。今年の開催地は高知県。全国合宿が同地で行なわれるのは19年ぶり。
初日のプログラムは講演会やンポジウムが中心だ。今年の基調講演のテーマは「子どもを理解するために~発達障害と不登校~」、講師は精神科医の高岡健さん。
2日目は、「進路」「医療とのかかわり」「ひきこもり」など、テーマ別分科会が行なわれるほか、「修復的対話というアプローチ」というテーマで講演がある。講師は日本スクールソーシャルワーク協会会長を務める山下英三郎さん。近年、司法の現場では罰して終わるのではなく、当事者どうしで解決策を話しあうという「修復的司法」という取り組みが導入されている。山下さんはそれをもとに、損なわれた関係性をどう築き直すかという提案を著書にまとめている。また、同日・同会場にて「全国子ども交流合宿2011」も開催される。詳細は下図を参照にお問い合わせを。
■イベント詳細
日 時 7月23日(土)~24日(日)
会 場 三翠園(高知)
参加費 【宿泊】
大 人 1万9500円
子ども 1万8500円(19歳以下)
※小学生以下は1万円
【日帰り】
大 人 各日2500円
両日4500円
※子どもも同料金
〆 切 6月20日(月)
主 催 不登校・登校拒否を考える全国ネットワーク
連絡先 03-3906-5614
読者コメント