グレーゾーンの話をするのは、何事も難しい。片方の立場に立てば他方には違和感を覚える、ということになるからだ。
そこで、懸念だけ表明しておこうかと思うのだが、少し前のNHKの番組「あさいち」で、「子どものうつ病が増えている、まわりが気づいていない」という内容の放送があった。
紹介されたケースは、私たちからすれば不登校に絡む身体症状や二次症状的なものだが、これを「うつ・うつ状態・うつ病」と捉え、専門家の対応を仰いだほうがよい、というものだった。どうしてこんなことになるのか、と悩んでいる家族や本人も「うつ」とわかって納得する。
625号 2024/5/1
「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…
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