不登校新聞

461号 2017/7/1

不登校体験者の20歳の状況は 不登校の歴史vol.461

2017年06月23日 16:46 by kito-shin


 2014年に文科省が発表した不登校生徒への追跡調査を前号から紹介している。以下、調査結果の一部を紹介する。回答者は06年時点で中学3年生であり、調査時点では20歳になった者である。
 
●「不登校に対する後悔の有無」を質問したところ、回答結果は「行けばよかった」37・8%。「しかたがなかった」30・8%、「行かなくてよかった」11・4%、「何とも思わない」17・0%。
 
●「中卒後の高校進学とその感想」では「進学した」が87・2%、「進学しなかった」が12・2%だった。15歳時点の進学ではない「過年度受験者」も含まれるが、かなり高い進学率である。進学した結果は「自分の力や性格に合った学校にめぐり会えた」70・9%、「望み通りの学校に出会えた」60・7%など肯定的な感想が多かった。
 
●「中卒後の就職状況とその感想」では、「就職したことがある」28・2%、「ない」は69・6%だった。就職経験者の感想としては「自分の望み通りの仕事に出会えた」は48・9%、「職場の雰囲気が自分に合っていた」67・5%。注目されたのは「自分に対する自信ができた」61・3%。高校進学者では「自信ができた」と答えた者は45・4%だったため、就業経験者のほうが「自信ができた」と答えた割合が多かったことになる。
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