不登校新聞

484号 2018/6/15

私の生きづらさと孤立感【子ども若者編集部コラム】

2018年06月14日 12:21 by kito-shin
2018年06月14日 12:21 by kito-shin



 私は現在24歳。不登校の経験はありませんが、ずっと生きにくさを感じながら生きてきました。

 私は幼いころからずっと「誰も私のことを見てくれていない」と感じてきました。学校でも、社会に出てからも、自分の発言がまるでなかったかのように会話が流れていくことが何度もありました。「私の発言や気持ちはどこに行ったのだろう」、「私の存在をなかったことにしている」。

 そんなふうに思った私は、他者とのあいだに線を引き、孤独を感じるようになりました。

 だから私は、孤独から身を守るために、自分で自分に注目してあげることにしました。傷つくたびに、体中のエネルギーを総動員して自分の心と対話するのです。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「親子関係は?元気になったきっかけは?」3人の経験者が語る私の不登校とその後

625号 2024/5/1

「40代で人生2度目のひきこもり」ひきこもり経験者が語るふたたび動き出すまでの出来事と気持ち

624号 2024/4/15

「30歳を目前に焦っていた」就活失敗を機に大学生でひきこもった私が再び動き出すまでに取り組んだこと

623号 2024/4/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…