不登校新聞

484号 2018/6/15

姉として何ができる? きょうだいが不登校になったとき【不登校当事者手記】

2018年06月14日 12:22 by kito-shin



 2018年5月27日に開かれた「『不登校新聞』創刊20周年イベント」にて「公開子ども若者編集会議」が行なわれました。登壇した子ども若者編集部員(18歳)がテーマを問いかけ、会場からも意見をいただきました。妹の学校生活を姉としてどう支えることができるのか。姉の視点から執筆してもらいました。

 自分が不登校した学校へ妹や弟が通うことになった、という人もいるのではないでしょうか。


 今年の4月から私もそうなりました。私が不登校をした中学校へ妹が通い始めたからです。ある日、私は妹に「部活は何がやりたい?」と聞いたところ、ある文科系の部活名を挙げ、実際にその部活に入りました。もちろん、私は今でもそのことに反対しています! というのも、私の母校では昨年5月に女子生徒の自殺者が出ています。

 報道によると、女子生徒は部活内でトラブルがあり、顧問には「辞めたい」と相談していたそうです。自殺当初、学校は「いじめはない」と発表していましたが、遺族は「娘はいじめられていると感じていた」と話しているそうです。

 いじめがあったかなかったか、その後の報道はありません。ただ、妹が入った部活は、ニュースになったその部活でした。

複雑な気持ちに

 ニュースを聞いて、私はものすごくショックを受けました。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「親はちょっと黙って見てて」14歳不登校経験者が目指す未来

517号 2019/11/1

7年ぶりに部屋から出た僕に、母が言った意外な一言

517号 2019/11/1

中学は1カ月しか行かなかった。でも「私は大丈夫だ」と思えた理由

516号 2019/10/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

517号 2019/11/1

不登校経験者の子ども若者からも人気を集める絵本作家のヨシタケシンスケさん。...

516号 2019/10/15

NGO「ピースボート」のスタッフで、不登校経験者でもある堀口恵さん。「中学...

515号 2019/10/1

不登校の子とともに25年間、歩んでこられた「フリースペース コスモ」の佐藤...