2018年5月27日に開かれた「『不登校新聞』創刊20周年イベント」にて「公開子ども若者編集会議」が行なわれました。登壇した子ども若者編集部員(18歳)がテーマを問いかけ、会場からも意見をいただきました。妹の学校生活を姉としてどう支えることができるのか。姉の視点から執筆してもらいました。
自分が不登校した学校へ妹や弟が通うことになった、という人もいるのではないでしょうか。
今年の4月から私もそうなりました。私が不登校をした中学校へ妹が通い始めたからです。ある日、私は妹に「部活は何がやりたい?」と聞いたところ、ある文科系の部活名を挙げ、実際にその部活に入りました。もちろん、私は今でもそのことに反対しています! というのも、私の母校では昨年5月に女子生徒の自殺者が出ています。
報道によると、女子生徒は部活内でトラブルがあり、顧問には「辞めたい」と相談していたそうです。自殺当初、学校は「いじめはない」と発表していましたが、遺族は「娘はいじめられていると感じていた」と話しているそうです。
いじめがあったかなかったか、その後の報道はありません。ただ、妹が入った部活は、ニュースになったその部活でした。
複雑な気持ちに
ニュースを聞いて、私はものすごくショックを受けました。
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