不登校新聞

189号(2006.3.1)

子どもをまんなかに(中)

2019年03月28日 12:26 by shiko



 私の勤める市では、ほぼ毎日おやつに牛乳があり、クラスにはかならず牛乳が苦手な子がいます。

 「牛乳は身体にいいから」「苦手な人も飲めるようになったほうがいいから」と『この子のためになる』と、保育士はがんばって飲ませようとします。

 牛乳を飲めた子からお菓子をあげるようにして、飲み終わらない苦手な子はいつまでもお菓子がもらえなかったり、ただひたすら「がんばれ」とか、飲めると「えらいね」と声をかけ続けて、飲めるまで近くで見ていることがあります。

 だけど、牛乳といっしょにお菓子を用意すれば、喉がかわいて自分から飲もうとすることもあります。

 コップにたっぷり入った牛乳を見ただけでいやがる子も、コップにほんのちょっとの一口だけを注いですすめてみると「ちょっとだけなら」という気持ちになって、味をためしたり、それをきっかけに飲めるようになったりすることがあるんです。

 

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