不登校新聞

507号 2019/6/1

「生きていることが辛い」不登校の中学生にLINEで調査

2019年05月29日 06:34 by kito-shin
2019年05月29日 06:34 by kito-shin



 昨年度、不登校など学校へ行きたくなかった中学生1968人にNHKがLINE上でアンケート調査を行なった(※)。

 調査結果によると、中学生の不登校のうち22%、およそ5人に1人が、家にも学校にも居場所がないと「よく感じていると」回答した。

 NHK調査では、不登校および不登校傾向のない中学生にもアンケートを実施している。それによると、「学校にも家にも居場所がないとよく感じていた」と答えたのは2%。不登校の子どもたちと比べ、大きな開きがある。

 ホーム(家)にも、ホームルーム(学校の教室)にも居場所がない状態は、“心のホームレス状態”にあるとも以前から指摘されている。

 「心のホームレス」は、元ホームレスで『ビッグイシュ―』販売員が使用していた言葉。ホーム=心の居場所と定義し、心を休める居場所がないことを「心のホームレス」と表現した。

 心の“ホームレス状態”にあるとみられる中学生の回答を見ると、昨年度1番つらかったことして「生きていたこと」という回答が複数、見られた。

【質問】1年間で、あなたがいちばんつらかったことは?

「生きていること」(中3男子)

「生まれたこと」(中2女子)

「生きていること自体が一番の苦痛」(中3女子)

(アンケート結果より一部抜粋)

※調査期間2019年5月3日~5月9日/調査主体・NHKスペシャル「学校へ行きたくない中学生43万人の心の声(仮)」取材班/調査協力LINEリサーチ)。

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