2017年2月、約2年に渡り開催されてきた文科省「フリースクール等検討会議」も最終報告を取りまとめ、会議を終了した。
この会議は、①フリースクール等での学習に関する制度上の位置づけ、②子どもたちへの学習支援のあり方、③経済支援のあり方と、大きく3つあった課題のうち、②を中心にやってきた。
しかし、①の制度上の位置づけと、③の経済的支援について、第5章「今後の検討課題」として取り組む必要を指摘した。
また「おわりに」には、検討会議として、はたしきれなかった思いがにじみ出るような、いくつかの文がしたためられている。
▽不登校支援のあり方は、社会全体の変化に応じて不断の見直しが不可欠で、実態から言うと、じゅうぶんな環境や仕組みが整っているとは言い難い
▽法の基本的な指針を定める際、本報告の内容を踏まえるよう求めたい
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