不登校新聞

536号 2020/8/15

令和元年10月25日通知とは 不登校の歴史vol.536

2020年08月13日 08:54 by kito-shin

 「令和元年10月25日通知」は、文科省による学校復帰前提の不登校施策を変更し、『学校に登校する』という結果のみを目標にするのでなくなったことが具体的に全国に通知された点で、大きな意味を持つものであった。

 そこで、その内容を本欄で紹介しているわけであるが、1の「基本的な考え方」には、先述した「(1)支援の視点」のほか、「(2)学校教育の意義・役割」「(3)不登校の理由に応じた働きかけや関わりの重要性」「(4)家庭への支援」の項がある。

 そのなかでとくに注目されるのは、学校が「児童生徒の才能や能力に応じて、それぞれの可能性を伸ばせるよう、本人の希望を尊重したうえで、場合によっては、教育支援センターや不登校特例校、ICTを活用した学習支援、フリースクール、夜間中学での受けいれなど、さまざまな関係機関等を活用し社会的自立への支援を行なうこと」と「フリースクール」の学校側からの活用を認める記述があり、続けて「その際、フリースクールなどの民間施設やNPO等と積極的に連携し、相互に協力・補完することの意義は大きい」と念押しが入っている。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

教育委員会は民間と連携して 不登校の歴史vol.538

538号 2020/9/15

ひといき

538号 2020/9/15

森の喫茶店 第538号

538号 2020/9/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

538号 2020/9/15

戦後から現代へ、歌い手として生き抜いてきた加藤さんにお話をうかがった。

537号 2020/9/1

「ドアの向こうで息子が死んでいたらどうしよう」と不安に思う日もあったという...

535号 2020/8/1

「不登校」とひとくちに言っても、その理由や負った傷のかたちは人それぞれ。ど...