不登校新聞

536号 2020/8/15

小2から不登校だった私。「失敗」を重ねたら生きやすくなった

2020年08月15日 12:32 by kito-shin

 小学生から不登校だった喜久井ヤシンさんは、「失敗を体験したこと」によって生きやすくなったと言う。喜久井さんにとって「失敗体験」とはどんなものなのだろうか。執筆いただいた。

* * *

 「不登校でも成功できる。だから大丈夫」というメッセージをよく目にする。でも、私はむしろ、「不登校でも失敗できる。だから大丈夫」と伝えたい。

 成功体験の大切さはよく言われるが、失敗体験の大切さはあまり言われない。私は小学2年生から不登校なのだが、自分に欠けていると思うものがいくつかある。学歴や基礎学力、それと「失敗の体験」だ。

 学校へ行けなかった私は学校で得られたかもしれない「失敗体験」にあこがれがある。

 友だちとの関係がうまくいかなかったり、テストで思った点数が取れなかったり、授業で大事な場面にかぎってミスをしたり。

 「失敗」というとネガティブなイメージを抱きがちだが、失敗には大きな意味があると私は思う。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

不登校経験者4名が綴る。「私はこの言葉に救われ、支えられた」

538号 2020/9/15

過干渉な母との20年、解放のきっかけは夫の一言

538号 2020/9/15

学校の代わりになる場所を4年間、探し続けた末に私が求めたこと

537号 2020/9/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

538号 2020/9/15

戦後から現代へ、歌い手として生き抜いてきた加藤さんにお話をうかがった。

537号 2020/9/1

「ドアの向こうで息子が死んでいたらどうしよう」と不安に思う日もあったという...

535号 2020/8/1

「不登校」とひとくちに言っても、その理由や負った傷のかたちは人それぞれ。ど...