不登校新聞

536号 2020/8/15

親の会で『お母さんも楽しんで』と言われても楽しみ方がわからなかった

2020年08月13日 09:31 by kito-shin
2020年08月13日 09:31 by kito-shin

 わが家には自称「自宅警備員」が2人います。節約家でロン毛の「にぃに」、おしゃれと居間が大好きな妹。彼らと私と主人の4人で暮らしています。

 娘は明るくて集団が不得意な子です。小3のなかごろには、私は娘が学校へ行きたがるときにしか登校させなくなっていました。無理やり学校へ連れ出されることがなくなり、娘は元気を取り戻しました。

 そんなころ、小5の息子の元気がなくなり始め「このままでは息子まで行けなくなってしまうかも!」と、とても不安になりました。

 そして、ネットで検索しまくり「不登校の親の会」を見つけ、勇気を出して参加しました。そこには同じような経験をされたお母さん、子どもを支援する立場の方がいました。

初めての親の会で

 私は話を聞いてもらい、共感してもらい少し安心しました。先輩ママさんのお子さんが「進学した」、「結婚した」と聞き、また少し安心しました。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「母ちゃん、ひま」小3の息子に訪れた、一歩を踏み出すサイン【全文公開】

599号 2023/4/1

「学校をやめます」 小1の娘の不登校を機に夫婦で決断するまでに大事にしたこと

597号 2023/3/1

「母親としてできたことは」 2度の不登校を経験した息子が大学進学するまで

597号 2023/3/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

599号 2023/4/1

現在小学3年生の息子を持つ母親・カナコさんは、息子が元気になったサインを待ち続…

598号 2023/3/15

毎日の出席連絡や学校からの配布物など、不登校中の悩みの種になる学校対応。元公立…

597号 2023/3/1

「うちは学校をやめます」。小1の娘が不登校したとき、母親の天棚シノコさんは夫と…