不登校新聞

584号 2022/8/15

親から承認されたかった 優等生の私に起きた挫折と不登校

2022年08月09日 16:19 by kito-shin
2022年08月09日 16:19 by kito-shin

 進学校で勉強が追いつかなくなり、高校1年生で不登校になった三宅勇也さん(仮名)。塾の先生に教わった「モチベーショングラフ」がきっかけで、苦しみの正体に気づけたという。当時のようすや心境の変化を執筆していただいた(※画像はイメージです)。

* * *

 人と比べて、自分がまわりより優れていると感じること。それは僕にとっては何よりのモチベーションであり、重荷だった。僕は小学生のころから勉強が得意で、目立ちたがり屋だった。中学生になってからは同級生より優秀な高校に入ることだけを目的に、勉強や生徒会活動に打ち込んだ。その甲斐あって進学校に合格。入学後はいち早く英検2級に合格し、みんなから評価され、ますますモチベーションが上がった。誰よりも優秀になろうと、たくさんの部活にも所属した。出だしは好調に見えた。

 しかし、順風満帆だった高校生活はしだいに陰りを見せ始めた。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「40代で人生2度目のひきこもり」ひきこもり経験者が語るふたたび動き出すまでの出来事と気持ち

624号 2024/4/15

「30歳を目前に焦っていた」就活失敗を機に大学生でひきこもった私が再び動き出すまでに取り組んだこと

623号 2024/4/1

14年の心理士経験を経てわかった「学校へ復帰するよりも大切なこと」

621号 2024/3/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…