『14歳』(講談社・2007年刊)を読んでみました。お笑い芸人「千原兄弟」の弟・千原ジュニアさんが、1998年から1999年にかけて雑誌に連載していた自伝的小説に、加筆修正したものだそうです。
本によると、14歳のころ千原さんは不登校をし、家でひきこもっていたそうです。執筆した当時、彼は24か25歳ですが、10年も経ったからなのか、「14歳」時の彼の心がどんなだったか、本当によくわかりました。
千原ジュニアさんは、テレビで見て才能や感性にすごく惹かれるものを感じていたのですが、彼がこの「14歳」のときに、自分を必死で守り「僕のために走るべきレース場を見つける」準備をしていたからこそなのだろうなと思いました。
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