2010年6月1日、衆議院第一議員会館では、「フリースクール環境整備推進議員連盟」の第5回総会が開催された。この議連は、フリースクール全国ネットワーク(以下・フリネット)の働きかけにより、2008年5月に誕生したもので、鈴木会長(自民)、馳幹事長(自民)、小宮山事務局長(民主)体制のもと、30余名の議員が超党派でつながった。議連は高等部の通学定期券問題に精力的に取り組み、2009年2月には、高校に在籍する子がフリースクールに通う際は、在籍校への出席扱いと通学定期適用を実現してくれていた。しかし、高校に在籍していない子には適用されない、という課題を残しており、また新法の案を持ち込みたくても、2009年7月の民主党政権交代後は、まったく開催されないままであった。
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