外に出ると、ずいぶん長い時間が経ったような気がしました。あまりにもきれいな晩夏の星空と当たり前のように遠くから聞こえてくる車の音、気狂いしそうな自分とのギャップに不謹慎感さえ感じました。2年間やめていた煙草に火をつけても、感情の波を落ち着けることはできませんでした。検死が終わり院内に戻ると「腎破裂によるもの」と死因を告げられました。『内臓は大丈夫でしょう』と言い続けてCTも撮らなかった内科医に詰め寄っても「申し訳ありません」の一点張り。病院に対しては、のちに訴訟を起こすことも検討しましたが弁護士などに相談した結果、最終的に取りやめることにしました。


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