不登校新聞

254号(2008.11.15)

親から見る不登校

2014年05月22日 15:26 by 匿名
2014年05月22日 15:26 by 匿名
 
 
「親から見た不登校」では、不定期で、親の体験談を掲載していく。最初のインタビューは、子どもの家庭内暴力や神経症などで苦しんだ関川ゆう子さん。

――親の会に関わり始めたきっかけを教えてください。
 最初のきっかけは、息子が高校生のときに家庭内暴力が出たことでした。学校は中学3年生ぐらいから、イヤだったんでしょうね。明るくてハキハキした子だったんですが、だんだん元気がなくなって、学校から帰るとガバッと伏してしまって、そのうち「学校の物に触ると、ジンマシンが出る」って言い出しました。

 高校の入学式のとき、行進中の息子が体中を引っかいていたのを見て、病院へ連れて行ったんです。その病院から帰ると、息子はパソコンや窓をとにかくひたすら壊しました。それまで暴力なんてなかったですから、ホントにビックリしました。その数日後かな、近所の人から親の会を紹介されたのがきっかけです。

――親の会には関わり続けておられますね。
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