この時期になると、卒業式がらみの「登校圧力」が出てきます。
 
 校長や担任の先生が「不登校のままでは卒業できません」と保護者や本人に伝え、登校を催促することがあります。「ヤバイ!」と保護者なら思います。「学校に行ってない人は卒業できないよ」と思うのは当然です。でも、あわてなくても大丈夫。1日も学校に行かなくても卒業しているケースは山ほどあります。
 

出席日数は卒業と無関係

 
 というのも、小・中学校の場合、法律上、出席日数は進級・卒業認定の要件と定められておらず、1日も出席しなくても校長の裁量によって、子どもの家庭や学校以外の場での学びと成長を評価して進級・卒業を認めることができるからです。そのほうが子どもが将来、通信制や定時制高校、専門学校で学んだり、大学進学する機会を保障することになる、との理由から多くの不登校の人はそのように卒業しています。
 
 もしも、卒業について校長先生などが脅してきたら、上記の旨を伝えるか、各地のフリースクールや親の会、または、日本弁護士連合会の子どもの権利委員会(03・3580・9841)にご相談することをお勧めします。

自分の卒業を悔いています


 ところで、私も中学校2年生から不登校、3年生はまったく学校へ行かず、卒業しました。個人的には、この卒業、悔いています。まったくもってあんな学校から何かを「認定」や「評価」されなくてけっこう。むしろ、私が受けた中学校の教育内容を認定されたくないという思いが強いわけです。


この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。