不登校新聞

202号 2006.9.15

当事者の声 気が遠くなるほどひきこもった

2020年01月09日 12:29 by 匿名
2020年01月09日 12:29 by 匿名

 中学2年の終わりごろから学校に行けなくなった。でも学校に行けるようになれば、なんとかなる、楽しいことがあるとずっと思っていた。正確に言えば思おうとしていたんだろう。

 15歳になって高校に行ったけど辞めてしまい、19歳のとき、2度目の高校入学をした。先生もいい感じだったし、なかよくなれそうな人もいたが、すぐに行けなくなった。なぜ登校を拒否してしまうのか、わからなかった。どんどん無気力になって、家で寝ていると、ただただ楽だった。

 20歳を越えて、少しバイトなんかもしてみたが、やはり「学校に行かなければ」と思っていた。「青春を取り戻したい」、そういう希望もあったし、自分の選択肢は働くことよりも「まずは学校」だった。また、高校に入学してみた。半年間は休まずに通った。でもダメだった。楽しいことはなかった。友だちもできなかった。いつか楽しいことがあると期待して、通い続けて気力が尽きてしまった。期待しすぎていた。学校は期待はずれだった。ますます無気力になる自分を感じた。

 焦って焦って時間が過ぎる

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

政治家・寺田静さんに聞く「不登校しても政治家になれる?」

583号 2022/8/1

忘れ物1つで先生の怒声が響く教室 小中9年間不登校だった僕の本音

582号 2022/7/15

生きづらさを解消するには 不登校経験者がバイト先で実践した3カ年計画

582号 2022/7/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

583号 2022/8/1

「不登校は心のケガ」と話す不登校専門カウンセラー・阿部伸一さん。心のケガを癒し…

582号 2022/7/15

小学校1年生から中学3年生まで不登校だった中村隼人さん(21歳)。高圧的な態度…

581号 2022/7/1

今回お話をうかがったのは、小4で不登校をした立花由紀さん(仮名・30代)。小学…