不登校新聞

451号 2017/2/1

不登校だからって何でも買ってしまって大丈夫?

2020年08月06日 11:15 by kito-shin


連載「親のための不登校Q&A」vol.12

 

 不登校になって家ですごすようになった子どもに、「○○を買って」と言われて、買っていいのか? と悩んだり、おこづかいはどのくらいあげたらいいの? と悩んだりすることがあると思います。親の会でもそういう話がよく出されます。
 
 私も、長男のときはよく悩みました。そうすることがよいのか悪いのか。親として、どうすることがよいのか? 今思うと、その悩みのなかに、一番大切なその時の子どもの気持ちが抜けていたように思います。
 
 長男が不登校になり始めた高校生の終わりころ、私の判断基準の一番中心にあったのは"卒業の妨げにならないか"ということだったように思います。ちょうど「愛・地球博(愛知万博)」の年、知的好奇心の強い息子は「パスポート買って何度も行きたい」と言ったのです。でも私は「卒業が先でしょ!」と思ってしまい、きちんと受けとめず聞き流してしまいました。「愛・地球博」のことを思い出すたびに、胸がキュッと締めつけられるような後悔の気持ちが湧いてきます。パスポートを買っても行けなかったかもしれない。でも、もし通えていたら……。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

不登校は終わらない?【不登校Q&A/最終回】

469号 2017/11/1

不登校、いつまで待てばいいの?【Q&A】

468号 2017/10/15

子どもが不登校、私の人生はどうなるの?【不登校Q&A】

467号 2017/10/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

553号 2021/5/1

ここ数年で広く知られるようになってきた「HSP」。HSP専門カウンセラーの...

552号 2021/4/15

学年別でみるといじめのピークは小学校2年生。低学年のいじめとはどんなものな...

551号 2021/4/1

みんながあたりまえにできることが、自分だけできない。そんな生きづらさは「発...