不登校新聞

469号 2017/11/1

不登校は終わらない?【不登校Q&A/最終回】

2017年10月30日 16:12 by kito-shin

長いあいだ、私のつたない文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。私がしてきた数々の失敗や試行錯誤の経験が、みなさんの気持ちを少しでも軽くし、明日への小さな光を感じることにつながっていたら幸いです。

 かく言う私も、まだまだ悩みはつきません。わが家の息子たちは、たしかにもう「不登校」ではありませんが、不登校が「終わった」「卒業した」と言い切れるのでしょうか。

2人の進路

 次男は高校を卒業したところで、不登校は終わったのでしょう。でも、その後、フリーター生活に入り5年が経過していますが、そのあいだもずっと「自分は何がしたいのか」「どう生きていきたいのか」と模索しています。次男は、昼間定時制高校を3年で卒業しました。入学当初から、先生たちは「3年間でも卒業できるけど、4年間での卒業をすすめます。4年生で大きく成長するんです」と言われており、私も息子にもそれをすすめてきました。

 しかし、息子はがんばって3年で卒業しました。不登校だった中学校時代から、高校生になって、高校生活をがんばったり楽しんだりするだけで3年間はすぎていき、その後の進路を決められないまま卒業しました。本人は当初「1年間、自宅浪人して大学受験する」と言っていましたが、結局はフリーター生活に入りました。

 長男は、大学から大学院へと進学し、「不登校」「ひきこもり」は終わりました。大学院に進んでから、何度も「休学」を口にしながら通っていましたが、ついにこの10月から休学することにしました。

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