不登校新聞

454号 2017/3/15

進学・就職の春~ヨソと比べちゃダメだとわかっているけど…

2017年03月14日 15:54 by koguma


 日ごとに春が近づいてきます。春と聞いて、みなさんはどんなイメージを持たれるでしょうか。私なんぞは「希望」「芽吹き」「旅立ち」といった言葉がパッと思いつきます。あらゆる物事がゴソゴソと動き出す時期だという印象です。
 

"春はつらい”という気持ち

 
 不登校の子どものなかには「春がつらい」という子がいます。進学や就職など、まわりが動き始めるなかで、自分は1年前と何も変わっていない気がする。自分だけ世間の時流から取り残されているような焦りをおぼえ、そんな自分を責めてしまうわけです。
 
 一方、親にとっても、心が落ち着かない時期でもあります。ご近所づきあいのなかで「○○さんの長男が4月から大学生ですって」という話題が出たり、親戚の子どもに入学祝いを渡す機会でもあります。
 
 以前、ある母親からこんな体験談を聞きました。
 
 「不登校関連の本を読んだり、親の会などに行ったりして、子どもをありのまま受けとめられるようになったと思っていました。でも先日、親の会の参加者のお子さんが塾に通い始めたという話を聞き、心がザワつきました。うらやましいって思っちゃったんです。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「このままでは死んでしまう」不登校の息子に送った9通の手紙

552号 2021/4/15

「生きててごめん」不登校の息子を追い詰めてしまった私の一言

550号 2021/3/15

学校へ行かない息子を信じて待てなかった理由

549号 2021/3/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

552号 2021/4/15

学年別でみるといじめのピークは小学校2年生。低学年のいじめとはどんなものな...

551号 2021/4/1

みんながあたりまえにできることが、自分だけできない。そんな生きづらさは「発...

550号 2021/3/15

岩手県で不登校や引きこもりに関する居場所や相談などの活動をされている後藤誠...