不登校新聞

460号 2017/6/15

私をロープで殺して~「いや」と言えなかった不登校の子どもの苦しみ

2017年06月13日 14:06 by kito-shin
2017年06月13日 14:06 by kito-shin

.
 著者の広木克行さんは現在、神戸大学名誉教授。一方で、長崎や兵庫などで活動する「不登校の親の会」にも相談員としても長年関わってこられた方です。本書では、これまで出会った子どもたちとのやり取りも掲載されています。
 
 とくに印象深いのは、ある女子中学生のエピソード。不登校になった彼女は中学1年生のとき、ロープを片手に母親を追いかけるようになりました。「これで私を殺して」と言うのです。
 
 成績はつねにトップクラスで先生のウケもよい、いわゆる「良い子」。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

『不登校新聞』のおすすめ

625号 2024/5/1

編集後記

625号 2024/5/1

『不登校新聞』のおすすめ

624号 2024/4/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…