連載「親のための不登校Q&A」vol.21


 新年度が始まると、子どもが学校へ行きしぶるようになったり、学校へ行ったり行かなかったりをくり返す「五月雨登校」になったりもします。「親はどうすればいいんだろうか?」 と悩んで困ったりしている人がいるのではないでしょうか。
 
 親としては「何とか学校に行ってほしい!」という気持ちが強すぎて、「がんばって行きなさい!」と強く後押ししてしまうこともあります。あるいは「親が対応を誤ったせいで行かなくなってしまったら困る」と思い「完璧な親」であろうと必死になったりということもあると思います。
 
 私の場合は後者でした。次男が中2で再登校を始めたとき、息子ががんばっていることは痛いほどわかっていたので、これ以上「がんばれ」とは口が裂けても言えませんでした。だからこそ、自分のミスで水を差すようなことがないようにと、必死だった気がします。
 
 でも、「完璧に」というのは、やはり無理なんです。足を痛めても、インフルエンザになっても、休み休みでも学校に行こうとしていた息子の気持ちをプツンと切れさせたのは、私のミスでした。中間テストを前に、休んでいた期間の勉強から始めようと思った中2の息子は、1年生の数学の教科書を探し始めたのです。


この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。