不登校新聞

491号 2018/10/1

ひきこもり10年の僕が見つけた こもりながら人と交流する方法

2018年09月28日 11:16 by kito-shin



 ひきこもり当事者、しょーたろーさんは、自宅にいながら人と交流する方法を考え、人を自宅に招き料理をふるまう「ひきこもり食堂」を開催した。やってみて気づいたことなどを書いていただいた。

******

 僕は26歳のひきこもり。高校2年の冬から、おおよそひきこもって生活しています。出かける場所もお金もないので毎日自室でPCをしたり、ゲームをしたりしてすごしています。生活はそれなりに快適なのですが、困ることもあります。ときおり無性に誰かと世間話がしたくなることです。

 しかし、ひきこもり当事者が集まるコミュニティスペースに出かけるのは交通費がかかるし、何より外に出なきゃいけない。とはいえSNSでやりとりするのは、なんか「しゃべっている感」がない。なので、なんとかして家から出ずに他人と対面で交流できないかなあと考えていました。

ひらめいたのは

 そしてひらめきました。「人を自宅に招いちゃえばいいんだ!」と。これなら僕は外に出ないで家で待っていればいいのです。

 しかし、ただ「ヒマだから遊びに来てください」では誰も来てくれないと思ったので、ちょっとしたイベントをしたらいいのでは、と考えました。いま話題の「子ども食堂」にちなんで、「ひきこもりが手ごねハンバーグをつくってふるまう会、『ひきこもり食堂』をします」と知人に呼びかけてみたのです。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

不登校によって消えていった、私の「ごた」を取り戻すまで

509号 2019/7/1

人を殺さないために7年間、心を閉ざした。僕のひきこもりが終わったとき

509号 2019/7/1

ひきこもったら人はどうなるのか、報道されないひきこもり経験者の声

508号 2019/6/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

509号 2019/7/1

僕は18歳から25歳まで、7年間ひきこもった。その理由は自分が祖母を「殺し...

508号 2019/6/15

5月19日(日)、東京都文京区にて『不登校新聞』子ども若者編集部主催のイベ...

507号 2019/6/1

16歳が書いた「令和の不登校」への思い。執筆者の相良まことさんは、不登校に...