保健室への登校を続けていた私は、怒涛の1年間を終え、中学2年生になりました。毎朝、保健室へ通い、好きな本を読み、その本をブログで紹介するという日課ができていました。
そんなある日、いつもどおり保健室で、のほほんと本を読んでいた私に、やって来た担任の先生が突然「来週から、保健室ではなく空き教室に登校してください」。
私は「なんでいきなり!」と思いましたが、あとで母親が先生に聞いてみたところ、「病気でもない生徒が保健室に通い続けているのは好ましくない」とのことでした。たしかに、保健室は体調の悪い生徒が行くところですし、ある意味「元気」な私が一角を占領しているのはよくないのかもしれません。
個人的には、空調が一定に保たれており、基本的に静かで、読書を邪魔する人もいない保健室は、けっこう気にいっていました。もしかしたら『不登校新聞』で私が書いた「保健室登校」の記事が原因なのでは……と思ったりもしました(笑)。かなり好き勝手なことを書いていたので、記事を見た誰かが怒って「これは保健室から離さないと」と考えたのかもしれません。
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