心の成長では反抗期が有名だ。「反抗期も大切な成長のひとつ」などと育児書にも書いてある。なかなか難儀な話だ。
親は忍耐力を問われる。これも成長のひとつならば、いろいろ迷惑な成長なので「ブラック成長」と呼びたい。
ブラック成長のことなら、いくらでもお伝えできる。「親の話はあまり聞かない」「部屋の片付けをしない」「歯医者の予約は忘れる」などなど。
ブラックがあるなら、反対の「ホワイト成長」というのもあるのではないかと考えてみると、わずかながら思い当たるのがあった。
仕事のことでイラつく私のグチを聞いて、アドバイスまでしてくれる。おお! すごい!
ブラック成長はいつかホワイト成長に変わるための準備のようなものだろう。
そこで不可欠なのは、子ども自身が不登校の経験を「それも自分」の一部と考えられるようになることではないだろうか。それにはたくさんの経験と長い時間が必要だろう。
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