大分県の不登校を考える親の会「星の会」には、今では年間で600人以上の方が参加をしてくれます。
しかし、会を立ち上げてから10年ほど経ったころ、定例会の参加者が「0人」という事態が続いたことがあります。
待っても待っても誰も来ない公民館の一室で「私のやり方のどこが悪かったのか」と落ち込みました。
でも、今では、なぜ参加者が少なくなったのかがわかってきました。
一方通行の善意
子どもが不登校を始めると、親はまわりの「善意」に傷つけられます。
親戚から「親のあなたがしっかりしないと」と言われ、先生からは「とにかく起こして連れてきてください」とお願いされ、相談機関からは「お母さん苦しいよね、でも、子どもはもっと苦しいからね」と軽くお説教され、友人からは「子どものためにがんばりすぎよ」と笑顔でダメ出し。
読者コメント