不登校新聞

525号 2020/3/1

卒業式に出る・出ないに限らず周囲が卒業を祝える「区切り方」

2020年02月28日 11:31 by shiko

連載「すまいる式 子どものわかり方」vol.25

 今回のテーマは「卒業」です。この時期から増えるつらい相談を受けるたびに、少しでもその痛みを緩和できないものだろうか、と悩みます。

 以前にも同じテーマで書いていますが、「卒業式」は、不登校の子にとって、学校と向き合う最後の瞬間であり「子どもと学校の距離感が視覚化されるものだ」と私は考えています。

 つまり、子どもと学校にどれほど心の距離があるのか。また、学校はどれだけ子どもと信頼できる関係を築いてこられたのかが、とてもよくわかる機会です。

 たとえば、私たちのフリースクールでも、冬休み明けくらいから卒業準備のために学校へ行ってからフリースクールに来る子がいます。そのような子の多くはふだんから学校とのつながりを持っていました。

 「終わりよければすべてよし」とも言われますが、在籍校が「終わり」だけを取りつくろうような対応ではなく、少しずつでも本人の意思を尊重できるような関係性や環境づくりをしてきたのだと思います。

 一方で、出席すべきか否かで苦しむケースも少なくありません。

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