不登校の子を持つ親にとって、昔も今も頭を悩ませるもの、それが「ゲーム」です。
「ゲームに熱中するあまりご飯もろくに食べない」「明け方までゲームをしていて昼夜逆転の生活」「ゲームばかりで学力が心配」といった声は、不登校の親の取材などでもよく聞きます。
そんなゲームに悩んでいる親御さんにご紹介したいのが今回の書籍です。最近のゲーム事情と親子の向き合い方について、医療と教育双方の専門家によるアドバイスが1冊にまとめられています。
自身もゲーム好きだと語るのは、児童精神科医の関正樹さん。本書では「ゲーム障害」が「ICD-11」(WHOが作成する国際疾病分類)に正式に認定されたことの解説から始まり、専門家に相談する目安、医者によって診断が分かれる問題についてていねいに解説されています。
読者コメント