不登校新聞

382号 (2014.3.15)

第5回 「治すぞ」と気負わずに

2014年03月28日 15:30 by kito-shin


不登校・統合失調症当事者手記 連載「私に起きたコト」 

 
 私が統合失調症を2度目に再発してから、デイケアに通おうと決めるまでに数か月かかりました。再発したてのころ1度行って、「周囲の笑い声が全部自分への嘲笑に聞こえる」という、中学時代によく体験したやっかいな症状が出てしまって、半日で逃げ帰ってしばらく行く気になれなかったためです。
 
 2度目に行ったときはそういった症状が出ない程度には安定していました。そのときのデイケアの印象を、今でも忘れられません。いろいろな年齢の人たちが、片隅に集まってサーキットをつくっていました。ダンボールをはさみで刻んで、ガムテープで固定し、凝ったサーキットができていました。みんな楽しそうに盛り上がっていました。しばらく見ていて気がつきました。そのうちの一人は、患者さんではなくデイケアのスタッフさんでした。まるで、患者さんよりも低い立場にいるように振る舞っていたので、一見しただけではわからなかったのです。

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