
第25回「登校拒否・不登校を考える全国大会」は、たくさんの子ども・若者・親たちが和気あいあいに集い、私もパワーを充電してもらった。
なかでも96歳でひときわ若々しく精気を放って「生きること・学ぶこと」を語られた大田堯さんの言葉は心にしみる。子どもの学ぶ力はいのちそのもの。自ら成長し、変わる。その学力を一時点のテストで数値化、評価できるわけがない。学力の底上げなど無意味。
生命体たる子どもはDNAが同じものはなく、親子も同じ血を受け継ぐのではなく、子は親の私物でもない。おたがいにちがう「いのちの自然」を認めあい、何かを獲得しながら何かを失い、変化し成長していく子どもを援助するのが教育であり、教育が人を変えるのではない。
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