不登校新聞

238号2008.3.15

若者と仕事 金にならない「本業」

2014年10月29日 13:47 by 匿名
2014年10月29日 13:47 by 匿名
 今回の「若者と仕事」は、PNつちさん。つちさんのライフスタイルは、「どうやって生活するための仕事を見つけるか」ではなく、まず、必要となる現金支出を減らしながら、最低限の収入で生活をまかなっていく、というもの。つちさんには、仕事に対する考えや、実際の生活のようすを書いてもらった。

 「仕事」をテーマに書くようにとのことであります。

 私にとっては、末期的ないまの社会の仕組みに組み込まれて学んだり、働くよりも、社会の仕組みそのものの変革を促すこと、これからの人間の生きかたのあるべき姿を模索しつつ実践するということ、また、そのために必要な物事を学ぶことこそ、より価値のある「仕事」だと思っています。

 そのように考えていきますと、「すべきことをする」ことと同様か、それ以上に「しないほうがいいことはしない」ということの大切さを思います。

 その意味では、不登校やひきこもりなんていうのは、それだけで立派な、社会改良のための仕事だと思います。私は最近ふと「不登校やひきこもりは、現代の天照大神だったのか!」と思いつきました。みずから岩戸に籠って、世人の覚醒を促す御役目。――ひきこもりの起源は、神代の昔にあったのですね(笑)。
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