不登校新聞

409号 2015/5/1

バイトコラム 人に使われたら負けなのか

2015年04月30日 17:04 by kito-shin


 連載「不登校専用アルバイトマニュアル」。今回の執筆者は、不登校から17歳で起業した経歴をもつ上野直人さん(仮名)。自身の経験から雇用者と労働者の関係について、書いてもらった。

 私は今年で21歳の大学生。中学・高校は不登校だった。だけど一応仕事はしていて高校1年のときに写真業界へ入り、現在はフリーランスで働いている。じつは以前、会社の立ち上げに参加し、少しだけ経営者の側に立ったことがある。その時に感じたことを踏まえて、雇用者と労働者の関係性について書いてみたい。

 よく聞く風潮に、「人に使われたら負けだ」というのがある。「世の中には使う側と使われる側の2種類しかいない。使う側になるには起業するしかないんだ」というような声だ。その意見も一理あるとは思うけれど、個人的にはちがうと思う。このような発想になるのは、雇用者と従業員の立場に大きな格差があると考えているからだろう。しかし、実際にそこまで力の差があるのだろうか。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

不登校専用アルバイトマニュアル最終回「働かずに暮らす方法」

411号 2015/6/1

不登校専用アルバイトマニュアル 13年で実働30日。働けない私のいま

410号 2015/5/15

バイト決断から2年働けず 編集長 石井志昂

409号 2015/5/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

524号 2020/2/15

「なんもできませんが僕を貸し出します」というツイートが、瞬く間にネット上で...

523号 2020/2/1

本紙「子ども若者編集部」は2019年12月15日、イベント「不登校経験者が...

522号 2020/1/15

ふつうの学生生活を送りたいと言われて親は何をすればいいのでしょうか。函館圏...