6歳になった息子が「タからアを抜くとどうなるの?」と聞いてきた。最初は何を聞きたいのかわからなかったのだが、聞いているうちに、子音と母音のことをたずねているのがわかった。
パソコンみたいにローマ字入力で考えたら「T―A」になるが、日本語のタからアを抜くことができるんだろうか? そもそも五十音表記はいつ生まれたんだろう? 「お」と「を」、「い」と「ゐ」とかは音では区別がつかないけど、その場合の子音って何だろう? 子音は母音なしでは成り立たないんだろうか? などなど、あれこれ考えているうちに、息子が「コトバって不思議だね」と一言。う~ん、ほんとうに不思議だ。(大阪通信局・山下耕平)
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