2017年3月14日に福井県池田町の中学2年生男子生徒が学校で自殺した事件について、池田町学校事故等調査委員会の調査報告書要約が公表された。
報告は、生徒会副会長でマラソン大会の実行委員長に選ばれた彼に対し、目撃した生徒らが身ぶるいするほど大声で担任が大会準備について怒鳴ったこと。
副担任が宿題の未提出を叱責し「できないなら、やらなくてよい」と言い、彼は「やらせてください」と土下座しようとしたこと、本年2月の生徒会当日に職員室前で、担任が副会長である彼に「お前やめてもいいよ」と大声で叱責したなど、ほかの生徒らもひどいと感じた教師らの叱責の事実を指摘し、彼の孤立感、絶望感が自殺の原因とした。
625号 2024/5/1
「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…
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