不登校新聞

191号(2006.4.1)

「もう後ろはふり返らない」3人兄弟そろって不登校【母親手記】

2019年02月14日 16:17 by shiko



 わが家の子どもたちは男ばかりで、上から11歳、8歳、6歳。現在、3人とも毎日を家で過ごしている。

 長男が完全に学校に行かなくなったのは1年半前。その3カ月後に二男。三男は機嫌よく幼稚園に通っていたが、半年前の引っ越しを機に、新しい幼稚園に1日行っただけでやめてしまった。

 二男が登校し、長男が登校していなかった3カ月間。これは二男にとってもわたしにとっても大変苦しい時期だった。二男も欠席が多くなっていたし、学校で過ごすことにたくさんの苦しみがあることはわかっていた。

 「自分はこんなにがんばっているのに、お兄ちゃんはなんで学校に行かないんだ?」と思っていたのだろう。

 兄にイライラをぶつけることが多くなった。兄は兄で、学校に行ってない自分に引け目を感じ、弟に何を言われてもじっと黙って耐えていた。

 わたしはどちらの気持ちを考えてもつらかった。でも、どこかでまだ「二男だけでも何とか学校に行ってほしい」と思っていたことも否定できない。

 

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「無理やり行かせたほうが恨むよ 」小1で不登校した息子と母の思い

556号 2021/6/15

9人家族の私たちが学校に頼らず「ホームスクール」を始めた理由

554号 2021/5/15

「このままでは死んでしまう」不登校の息子に送った9通の手紙

552号 2021/4/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

556号 2021/6/15

中学と高校で不登校をした現役大学生2名ののシンポジウム抄録を掲載します(主...

555号 2021/6/1

中学1年生から中学卒業まで不登校していた当事者に話を聞きました。不登校の経...

554号 2021/5/15

生駒知里さんは、ホームスクールで子育てをされているお母さんの一人です。ホー...