今回の執筆は、子どものころは、神戸フリースクールに生徒として通い、その後はスタッフとして関わっている田辺健太さん。通う側にも立った田辺さんは、いまの仕事をどう見ているのだろうか。
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僕は神戸フリースクール(旧明石フリースクール)の設立当時から16年近くフリースクールとともに過ごしてきました。
父親がフリースクールをやっていたこともあり、いつまで生徒で、いつスタッフになったのかは微妙ですが、年齢を重ねるにつれ、立場や気持ちは少しずつ変化していきました。
生徒の立場だったころは自分の考えや、やりたいことばかりを前に出していましたが、スタッフの立場になって、フリースクールに関わる全員のことを考えるようになりました。スタッフになった、今の僕が思うことを少し書いてみます。
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